恐山最後のイタコ


2017年1月25日(水)放送のTBS「水トク!世界の怖い夜」の中で

「最後のイタコ」

と呼ばれる霊能者のコーナーがあった。

口寄せに訪れたのは、元TBSアナウンサー山本文郎の妻だという。

山本文郎さんが亡くなった時、ちょうど週刊誌の仕事の関係でご自宅まで突撃取材したんだよね。
けれど、結局留守だか何だかで奥さんには会えなかった記憶が……。

そんなところのご縁もあり、最後のイタコというのも気になって見てみたのだが……。

最後のイタコと呼ばれる霊能者は、松田広子さんという。

どんな方だろうと調べたらHPがあった。

最年少のイタコが告白する知られざるイタコの世界 | ダ・ヴィンチニュース


松田広子さんは、幼少期の頃、体が弱かったが、
イタコ通いをするうちに、みるみる元気になったという。
そのことから、イタコを目指したのだとか。
そして、非常に厳しい修行の上、イタコになったのだという。

イタコも高齢化が進み、後継者が不足し、松田広子さんが最年少のイタコなのだとか。

山本文郎さんの妻、由美子さんは口寄せをしてもらっている時、
涙を流しながら聞いていたが、イタコである松田広子さんが言う言葉に
「よく主人がそう言っていた」と驚いていた。

イタコが話すことは、相手の気持ちに寄り添う言葉を話す……とも感じられる。

つまり、共感力が高いというか。霊感もあるのかもしれないが、相手が言って欲しいことを話す
ということも織り交ざっているかもしれない。

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私は、もう何年も前、震災前よりも前に初めて恐山に行った。

その時は、世界妖怪会議というイベントがむつ市であったため、ついでに恐山に行ったのだ。

訪れた時期は、ちょうど恐山の大祭でイタコの口寄せもやっていた。

イタコの口寄せは、プレハブ小屋の中で行われていた。

結構な人が並んでおり、靴を脱いで下駄箱に入れて、プレハブの中で1時間くらい待ったかな。

口寄せから出て来た見知らぬおばさんが

「あらっ!私の靴がないわ!」

と言って、必死に靴箱を探していた。

そのおばさんの靴は、新品のきれいな白いズック靴だったらしい。

おばさんが並んでいる人たち1人ひとりに、下駄箱にある靴が誰の靴なのかを確認してたのをなんとなく覚えている。

そして、残っていたのは、汚れてボロボロにぺったんこの白いズック靴だった……。

おばさんは、

「あら、いやだ~!誰か間違えて履いていったのかしら?」 

と困ったように連れの友達と話していた。連れの友達は

「よく似ているし、きれいだから履いて行ったんじゃない?」

と言っていた。

間違えて履いて行ったのか、それとも、きれいな方を選んで履いていったのか……?

ということでイタコの口寄せというと、私の頭の中で盗まれた?白いズック靴のエピソードが駆け巡るようになった。

さて、イタコの口寄せ体験の方は、私はやってもらわなかった。
その時イベントに一緒に参加する知り合いのを横で見せてもらっていた。

出て来たイタコは、50~60代くらい。
おばさんパーマをかけてメガネをしている丸々と太った
おばさんだった。

白装束は着ているけれど、「普通だな~」と感じた。

背後にある、お供え物の食べ物がおびただしいというのが記憶にある。

知り合いは、死んだおじいちゃんだかおばあちゃんを呼んでもらっていたと思う。

イタコの口寄せから語られたのは、「体に気を付けて頑張れ」みたいなありきたりなセリフだったように思う。

イタコが死んだ日の話しをした時、知り合いは、「その日付ではない」と否定していた。

ただ、後でよくよく確認すると、イタコが言った日があっていたらしい……

というちょっと不思議なエピソードがあった。

松田広子さんは、最年少のイタコだというが……

世界妖怪会議のイベントに、確か18歳女子高生のイタコが出演していたのだが。

名前覚えてないけれど。

彼女がどうなったのかな?? 続けていれば彼女が最年少のイタコになっていたはず。
ひょっとかして、イタコやめたのかな??

この恐山の写真は、昨年久々に訪れた時に撮影したものです。ここは、ほんとに異界を感じる場所ですね。
そして、やっぱり寺山修司の「田園に死す」のテーマが流れて来ます。

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